口臭予防のためのトレーニング

口臭を予防するための方法はいろいろありますが、基本的なものとして口内の唾液を増やすための顔の運動があります。

現代人は昔の人に比べてものをよく噛まなくなったと言われていますが、その影響もあって口内で十分な唾液が分泌されなくなってしまっている人が増えてきています。

唾液は食べ物を最初に溶解する消化液であると同時に、口の中の粘膜を湿った状態にする大切な働きがあります。

口の中に十分に唾液がない状態のことを「ドライマウス」といい、長く続くことで歯周病や虫歯といった口の中の症状や、誤嚥下性肺炎といった病気を招くことがあります。

ドライマウスの原因は糖尿病や腎不全といった大きな病気であったりすることもあれば、過度なストレス状態が続くことなどによっても引き起こされます。

口の中が乾いたままになると健康状態によくない影響が出てしまうため、口臭予防も兼ねて継続的にドライマウス対策はしておくべきと言えます。

ドライマウス対策としては、顎を多く動かす習慣をつけるトレーニングが有効です。

よく噛む習慣をつけていく

トレーニングといってもそれほど特別なことは必要なく、毎日の生活で食事をよく噛むようにするというだけで相当効果があります。

よく噛んで食べるということは唾液の分泌を促すだけでなく、脳の血行を促進したり全身の筋肉刺激に役立ったりということもあるため、意識して食事をするのがおすすめです。

よく噛む習慣は子供のときからついていないとなかなかうまくできないものですが、大人になってからでも意識して行うようにすることで十分身に付けることができます。

食事の他にもガムを食べるなど顎を動かす習慣をつけるようにするというのも良い方法です。

すでにしょっちゅう口の中が乾いてしまっているという人の場合、口呼吸がくせになってしまっていたり、ストレスなどによって唾液腺がうまく機能しなくなってしまっていることが考えられます。

そうした場合にはこまめに水分補給をしたり、専用のジェルをつかったりしてできるだけ口の中全体が乾かないようにしていく工夫が必要です。

口臭予防によく効く歯磨きとは

口臭を防ぐためにやはりなくてはならないのが歯磨きです。

歯磨きは小学生以前から自分でやるように習慣づけられている人がほとんどでしょうが、案外正しい方法を知っている人は少ないものです。

口臭予防に役立つ歯磨きの方法としては、食事をしてからできるだけ3時間以内に磨くようにし、可能なら毎回デンタルフロスも使うようにしましょう。

口の中に食べかすが残っていると雑菌の繁殖力が高まるため、歯の隙間が開いている人などは念入りにそれをなくすようにする必要があります。

歯だけでなく舌の上にも雑菌は繁殖しやすくなっているので、専用の舌用ブラシを使い定期的にキレイにしておくようにします。

また眠っている間には多くの菌が繁殖するため、必ず寝る前には丁寧に歯磨きをしておき朝起きたら早めにもう一度ブラッシングしていきます。