夏場に気になる頭の臭い

中年期以降の男性にとって気になるのが体臭ですが、実はその大部分の出どころになっているのが頭皮です。

頭皮には体の中でも最も多くの皮脂腺が集中しており、汗をかいたときなどはどっと頭皮部分から吹き出てきます。

また毛髪部分は蒸れやすくかいた汗をそのままにしておくことで雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

そのため夕方以降になると自分でもわかるくらいに臭くなってしまうこともよくあり、男性だけでなく女性にとっても大きな悩みとなります。

頭皮の臭いについては「ザリガニ臭」や「納豆臭」といったふうに言われることがあり、体臭の中でも腐敗臭に近い生臭さがあるのが特徴です。

出始めてしまうとあとから整髪剤やスプレーをつけてもごまかし切るのは難しく、周囲の様子を伺いながら移動などをしないといけません。

頭皮の臭いの大元は皮脂の分泌

臭いだけでなく頭皮部分はさまざまな皮膚トラブルが起こりやすくなっています。

子供のときから洗ってもものすごい量のフケが出てきて困ったという人や、髪の毛が乾いているときも皮脂が出すぎてベトベトと不潔感がある状態になってしまうという悩みがあった人も多いことでしょう。

これらは全く別の問題ではなく、同じように頭皮部分の肌が適切な状態に保たれていないことによって起こります。

頭皮トラブルの原因の一つとして挙げられるのがシャンプーが肌に合っていないということです。

シャンプーはドラッグストアなどにいくと棚いっぱいずらりと並んでいるようにさまざまな種類があるのですが、その中で自分の肌にあったものを見つけるのはなかなか難しいものです。

価格が高ければよい、安いのは悪いと一概に言えることもなく、気合を入れてかなり高いものを購入したのに以前よりむしろフケが出やすくなってしまったというようなこともあります。

シャンプーはよく汚れが落ちればよいというものではなく、洗浄力が強すぎるとかえって必要な皮脂が保たれなくなってしまうので、フケが増えたり失った皮脂を補おうとしてよけいにたくさんの皮脂が出てしまうこともあります。

自分の皮脂が平均的にどのくらい出ているかということがわからないとよいシャンプー選びはできないため、試供品などを使いながら肌にあったものを探していきましょう。

血行不良も皮脂状態を悪くします

もう一つ頭皮の状態を悪くすることに全身の血行不良があります。

体全体の血行が悪くなると、最も多くの血管が張り巡らされている頭皮は大きな影響を受けることになってしまいます。

頭皮の血行不良は男性の薄毛・抜け毛の原因にもなり、女性も髪の毛の密度不足やツヤ不足などといった現象を起こします。

血行が悪いということは頭皮全体の代謝状態も悪いということになるので、古い角質がいつまでも居座り強い臭いやベトつきをまねきます。

間接的な方法になりますが、地道に運動をしたり適切な体重にしていったりすることで頭皮の環境を改善させることができます。