夏場の汗臭さの原因

夏場になると気になってくるのが汗の臭いです。

「汗臭い」という言葉があるように、人の汗は体臭の代表格のようなもので特に男性などでは特に何をしているわけでもないのに昼頃から強烈な汗の臭いが漂うになってしまったりします。

男性ばかりでなく女性にとっても汗の臭いはとても大きな悩みで、夏場は朝出勤をしただけでも汗だくになってしまい、昼前から周囲に汗臭さが漂っていないかを気にしてしまったりします。

汗は人によってたくさんかく人とそうでもない人がおり、また同じ汗でも非常に臭いが強い人もいればそれほど強烈には感じられない人とがいたりします。

実は人の汗は本来水に近い無臭の状態で出てくるのですが、それが肌の表面に残り雑菌が繁殖していくことであの特有の臭いが作られてしまうのです。

ですので汗臭さを防ぐためにはまず汗がいつまでも皮膚に残らないようにするとともに、汗そのものを雑菌が繁殖しにくくしていくようにする必要があります。

人の体の2つの汗腺

ところで人の体から出る汗には二種類があり、それぞれ「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」と呼ばれる別の機能により汗が作られています。

顔や胴体、手足などほとんどの部分にあるのは「エクリン汗腺」からの汗であり、無色透明で水に近い塩気を感じる液体です。

もう一つの「アポクリン汗腺」は普通の体温を下げるための汗とは少し違っていて、人の体のフェロモンを出すために使われます。

具体的には脇の下や陰部などの第二次性徴の時期にムダ毛が生える場所に集中しており、体質にもよりますが汗腺が多い人は黄色っぽく粘度があり臭いの強い汗を作り出します。

あまりにもこの「アポクリン汗腺」が強いとワキガやすそワキガのような強烈な臭いを作るのですが、いずれにしてもそれと一般的な汗臭さはまた別の問題となっています。

逆に言えば仮にアポクリン汗腺がそれほど発達していない人であってもエクリン汗腺からの汗の質がよくない人は常に汗臭い体臭がついてしまうことになります。

なぜ汗の質が悪くなってしまうのか

ところで不思議なのは汗を大量にかく人とそうでもない人がいるということです。

夏の暑さは同じはずなのに、汗をたくさんかいてしまう人とそれほど多く汗をかかなくても乗り切ることが出来る人がいるというのは疑問に感じるところでしょう。

これはその人の体の体質がきちんと体温コントロールをできているかということに関係しています。

人の汗の機能は体表面に水分を出すことで気化熱によって冷やすことなのですが、これが不純物の混ざった汗になるとうまく蒸発ができずうまく体を冷やすことができなくなります。

普段汗をあまりかかない人や肥満体質で脂質が多い人は汗の質が悪く、うまく汗で体を冷やせず人よりも余計に汗が出て臭いが強くなってしまいます。

汗っかきという人は体質改善をすることでかなり状態をよくすることもできるので健康増進につとめてみてください。